こんなんもあります

オイストラフとオボーリンとクヌシェヴィツキーの三人がソロを務めたベートーヴェンのトリプル・コンチェルトがありますが、よくよく見たら指揮者がゴロワノフでした。

……いやーブラインド・テストされたらまずゴロワノフって分かりませんねわたしには。同じベートーヴェンでも交響曲の一番は強烈でしたが、あれを想像したら期待はずれということになりそうです。

印象的なのはクヌシェヴィツキーの深く伸びやかな歌でしょうか。「ロシアのカザルス」というとロストロポーヴィチのことかなとお思いの方が多いかと思いますが、実はロストロではなくこの人がそうだったといいます。実際なかなか聴かせてくれます。

オボーリンは先日見直したばかりですが、これはタッチが平板かつニュアンスの変化に乏しく、残念。曲が曲なのでやる気もあんましないのでしょうか。オイストラフオイストラフです。




……あ。



そこはかとなくアツい(笑)。