2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

コルトーのピアノ

シュナーベルといえばベヒシュタイン、ラザール・レヴィはエラール、ギーゼキングはグロトリアン、ボレットはボールドウィン……といった具合にピアニストの名がその愛器と強く結びついた例はあげるに事欠きませんが、わがコルトーの場合、それは云うまでもな…

三重のショック

昨年リリースされたコルトーのEMI録音集については、わたしも先にこちらで取り上げていますが、HMVの商品データをご覧になれば一目瞭然、フォーレの第一ソナタはわたしの期待していたアコースティック録音ではなくお馴染みの一九二七年録音でした。それほど…

色々な意味で……

とんでもないCDが出たみたいです。 『スクリャービン博物館のソフロニツキー 第一巻』 何がスゴいって、バラードの一番と四番が入ってるんですよ!「三番しかない」とまで云われていたソフロニツキーのバラード、それも一番と四番!!聴きたい!!! ……だけ…

暗黒伝説の復活

ゴロワノフの四大怪演といえば、一八一二年、展覧会の絵、ボロディンの二番、悲愴、と相場は決まっていますが、その四曲が今回まとめてCD化されました。ハラショー。 チャイコフスキー:一八一二年 チャイコフスキー:交響曲第六番 スクリャービン:交響曲第…