これくらいのことはしょっちゅうです

わたしもちょくちょくお世話になっているこちらのサイト(申し訳ないけど、こういうあまりに直接的なタイトルをここに引き写す気にはなれません……)に、ソフロニツキーの音源がいくつかあります。

ショパン前奏曲は一九五一年録音とあり、ARLECCHINO から以前復刻されていた(ただし、なぜか十六番と二十四番が欠落)スタジオ録音のことかな、と思ってダウンロードしてみたのですが、実際はどうやら一九四九年のライヴ録音のようです。残念。

ドビュッシー前奏曲は、一、二曲のためだけにCDを購入するふんぎりがつかなかったもので、聴くことができてありがたかったです。ただ、曲目が第二巻より≪枯葉≫と≪カノープ≫、とあるのですが、聴いて驚き、後者は子供の領分の≪人形へのセレナード≫でした(^^;

で、≪人形へのセレナード≫もあるので「もしかして……?」と思ってそれをダウンしてみたら、こんどはドビュッシーでさえない(笑)――これは、リャードフの≪音楽の嗅ぎ煙草入れ(オルゴール箱?)≫ですな。

ソフロニツキーのリャードフも五曲ダウンロードできるようになっていますが、その中に≪音楽の嗅ぎ煙草入れ≫の名はあがっていないので、どうやら≪カノープ≫探索の旅もここまでかしらん……

こちらでダウンロードできるデータの音質は玉石混交で、ショパン前奏曲は、PCにヘッドフォンのジャックをさして聴くわたしもわたしですけど、デンオン盤のCDで聴くよりちと荒っぽく響くような気がします。≪枯葉≫は脳内補正を駆使して聴きました(笑)

ひそかにオススメなのがエネスコの無伴奏で、大きな声ではいえませんけど、たぶん「例のCD」をぶっこ抜いたデータですね、コレ。